GLOSSARY
自分史と本づくりの用語集
自分史・自伝・回想録・家族史・聞き書きといった言葉の違いから、判型・上製本・口絵・奥付・校正・ISBN・委託配本のような本づくりの用語まで、45語を五十音順に。
45語
あ
- ISBNあいえすびーえぬ
- 本の版や形態を識別する国際標準図書番号です。番号が付くだけで書店の棚に並ぶわけではありません。自分史を配るか販売するかに合わせて必要性を相談し、制度の詳細は自費出版ガイドで確認します。 自分史を書店やAmazonで販売するには
- あとがきあとがき
- 本文の後に添える、書き終えた思いや制作の経緯を伝える文章です。自分史を振り返って気づいたことや、協力してくれた人への謝意を書けます。まえがきと同じ説明を繰り返さず、読後に伝えたい言葉を選びます。 自分史のまえがき・書き出し・あとがきの書き方
- 遺稿集・追悼集いこうしゅうついとうしゅう
- 遺稿集は故人が残した日記、文章、作品などを集めた本です。追悼集は家族や友人らが故人を偲ぶ文章などを寄せた本です。合わせて収める場合も、故人の原文と、残された人による説明や思い出を区別します。 遺稿集・追悼集の作り方と費用 自分史の引用と写真の権利
- 委託配本いたくはいほん
- 本を書店などに預けて販売してもらう流通方法です。送った本がすべて売れるとは限らず、返品もあり得ます。自分史を広く届けたい場合は、配本の範囲や期間、売れ残った本の扱いを契約前に確認します。 自分史を書店やAmazonで販売するには 自分史の依頼先の選び方
- A5判・B6判・四六判・文庫判ええごはんびいろくはんしろくばんぶんこばん
- いずれも本の大きさの呼び名です。文庫判は携帯しやすく、文章中心なら中ほどの大きさの判型も候補になります。写真や年表を広く見せたい場合は、大きめの判型も比較します。実物を持ち、文字の読みやすさと重さを確かめます。 自分史は縦書きか横書きか 自分史の写真と資料の載せ方
- 奥付おくづけ
- 書名、著者名、発行日、発行者など、本の発行に関する情報を載せる箇所です。巻末に置くことが多くあります。家族向けの本でも、いつ誰が作ったかを後からたどる助けになるため、公開する情報を決めて整えます。 自分史の書名・副題・著者名の決め方 自分史の実名とプライバシー
- 帯おび
- 表紙やカバーの一部に巻く、紹介文などを載せた帯状の紙です。自分史の題材や、読者に伝えたい内容を短く示せます。必須の部材ではないので、家族へ渡す本の目的と費用に合わせて有無を決めます。 自分史の表紙・装丁・帯の決め方 自分史の出版費用
- オフセット印刷おふせっといんさつ
- 版に付いたインクをいったんゴム製の転写面へ移し、紙に印刷する方式です。適する部数や費用は仕様によって変わります。自分史では文字だけでなく写真の仕上がりも含め、見本と見積もりで比較します。 自分史の部数の決め方と配り方 自分史の出版費用
- オンデマンド印刷おんでまんどいんさつ
- 必要な部数をデジタルデータから印刷する方式で、少部数の本づくりにも使われます。注文に応じて製造・販売するPODの仕組みとは、条件を分けて確認します。販売制度の詳しい説明は自費出版ガイドへ。 自分史の部数の決め方と配り方 自分史を自分で作る方法と自費出版の違い
か
- 回想録かいそうろく
- 過去の出来事を思い返して記した文章です。生涯全体を順に追わず、印象深い時期や出会いを中心にする形もあります。記憶に基づく部分と、日記や資料で確認できた事実を区別すると、読者に伝わりやすくなります。 自分史のさまざまな形 自分史が書けない・思い出せないときの記憶の掘り起こし方
- 家系図かけいず
- 親子や婚姻など、家族のつながりを図にしたものです。家族史では同じ名字の人物や世代の関係を読む助けになります。確認できないつながりを推測で結ばず、掲載する名前や情報の範囲を家族と相談します。 家族史の作り方 自分史の実名とプライバシー
- 家族史かぞくし
- 家族や先祖の歩みを、複数の人や世代に目を向けてまとめた記録です。写真、手紙、家系図、聞き取った話などを材料にします。家族によって記憶が違う場合は、誰が語った内容かを残し、無理に揃えないようにします。 家族史の作り方 親の自分史を家族が作る
- カバーかばあ
- 本体の表紙を覆う、取り外せる外装です。表紙そのものとは別に作ります。自分史では書名や写真を見せる場所になりますが、付けずに表紙へ直接印刷する形もあり、希望する仕様を見積もりで明らかにします。 自分史の表紙・装丁・帯の決め方
- 簡易編集・本格編集かんいへんしゅうほんかくへんしゅう
- 原稿を整える編集サービスの呼び分けです。誤字や表記を整える作業から、構成や文章に踏み込む作業まで、具体的な範囲は依頼先によります。名称だけで判断せず、自分史のどの部分を直したいかを伝えて確認します。 自分史の依頼先の選び方 自分史の出版費用
- 完全データかんぜんでえた
- 本文や写真の配置まで仕上げ、依頼先の条件に沿って印刷できる状態にしたデータです。誤字や内容の誤りがないことを保証する呼び名ではありません。提出前に文字、画像、ページ順を著者自身で確認します。 自分史を自分で作る方法と自費出版の違い 自分史の原稿の作り方
- 聞き書きききがき
- 本人の話を聞き、聞き手が文章にまとめる方法です。家族が親や祖父母の自分史を作るときにも使えます。録音や掲載の意向を確認し、話し方の特徴を残しながら、まとめた文章を本人に確かめてもらいます。 親の自分史を家族が作る
- 口絵くちえ
- 本の巻頭などにまとめて置く写真や絵のページです。必ずカラーとは限りません。自分史では家族写真や故郷の風景をまとめて見せる形に使えます。本文中に置く写真とは位置が離れるため、説明文を添えます。 自分史の写真と資料の載せ方 自分史は縦書きか横書きか
- 化粧箱けしょうばこ
- 本を収めるために作る外箱です。贈り物としての外観や保管の形を整えるために使います。記念の自分史や遺稿集に付ける場合は、本の出し入れのしやすさ、棚に置く大きさ、追加費用を合わせて考えます。 自分史の表紙・装丁・帯の決め方 遺稿集・追悼集の作り方と費用
- 献本・寄贈けんぽんきぞう
- 献本は著者などが完成した本を関係者らへ贈ることです。寄贈は図書館などに本を無償で提供する場合にも使う言葉です。自分史を贈る先を部数に含め、施設への寄贈は送付前に受付方針と条件を確認します。 自分史を書店やAmazonで販売するには 自分史の部数の決め方と配り方
- 原稿用紙(400字詰め)げんこうようしよんひゃくじづめ
- 文字を升目に書き込む用紙で、400字詰めは分量を表す基準にも使われます。枚数から字数を見積もるときは、改行や空いた升目があることに注意します。原稿用紙の枚数が、そのまま完成する本のページ数になるわけではありません。 自分史の原稿の作り方
- 校正刷りこうせいずり
- 印刷前の内容や紙面を確かめるための試し刷りです。文字サイズや写真の明暗を紙で確認する助けになります。本番と同じ紙や印刷方法とは限らないため、何を確認できる見本かと、費用を先に尋ねます。 自分史ができるまでの流れと期間 自分史の写真と資料の載せ方
- 校正・著者校正こうせいちょしゃこうせい
- 校正は、原稿と紙面を照合し、誤字や表記などを確認する作業です。著者自身が確認することを著者校正と呼びます。自分史では人名、年月日、写真の説明、年表との食い違いも見直します。 自分史ができるまでの流れと期間 自分史の原稿の作り方
- 個人誌部門こじんしぶもん
- 日本自費出版文化賞の部門名です。自分史、一族史、追悼集、遺稿集、旅行記、趣味などの本が対象とされています。本の内容が当てはまるかに加え、応募資格と手続きは主催者の案内で確認します。 自分史の賞・公募と、自分史を寄贈できる施設
さ
- 私小説ししょうせつ
- 作者自身の体験や内面を主な材料にした小説です。体験を使っていても、記録としてまとめる自分史とは書き方や読まれ方が異なります。小説としての構成や表現は小説出版ガイドで扱っています。 自分史のさまざまな形
- 執筆代行しっぴつだいこう
- 本人が用意した材料や伝えたい内容をもとに、文章を書く作業をほかの人に頼むことです。資料整理や聞き取りまで含むかは依頼先に確認します。自分史では本人の語り方を共有し、できた文章を本人が確かめることが大切です。 親の自分史を家族が作る 自分史の依頼先の選び方
- 章・節しょうせつ
- 章は本の内容を時期やテーマで区切る大きなまとまりで、節はその中をさらに分ける単位です。例えば学校時代の章の中に、通学や友人の話を置きます。細かく分けすぎず、話の流れが見出しから分かるか確かめます。 自分史の構成と目次の決め方
- 字詰め・行数じづめぎょうすう
- 字詰めは行に入れる文字の数、行数はページや段に置く行の数です。掛け合わせると、空きを含む文字枠の数が分かります。見出しや改行、写真で使う場所もあるため、実際の本文字数とは区別します。 自分史は縦書きか横書きか 自分史の原稿の作り方
- 自伝・自叙伝じでんじじょでん
- 自分の生涯や歩みを、自分で書き記したものです。自分史と重なる意味で使われ、呼び名だけで内容が厳密に分かれるわけではありません。肩書きや業績だけでなく、当時の選択や考えの変化も書けます。 自分史のさまざまな形 自分史とは何か
- 自分史じぶんし
- 自分が経験した出来事や、そのときの思いを振り返ってまとめた記録です。生い立ちから現在までを書いても、仕事や暮らしのある時期に絞っても構いません。誰に何を残したいかが、内容を選ぶ手がかりになります。 自分史とは何か 自分史は何から始めるか
- 上製本じょうせいほん
- 本文を綴じたものに、厚く硬い表紙を取り付ける製本方法です。ハードカバーとも呼びます。記念の自分史として外観にこだわる場合の候補ですが、重さや開きやすさ、費用も実物の見本で比べます。 自分史は縦書きか横書きか 自分史の出版費用
- 増刷ぞうさつ
- すでに作った本を追加で印刷することです。自分史を配った後、希望する人が増えた場合の選択肢になります。元の印刷データと仕様を保管し、文章の修正や写真の差し替えを伴うときは費用と扱いを確認します。 自分史の部数の決め方と配り方 自分史の出版費用
た
- 縦組み・横組みたてぐみよこぐみ
- 文字を縦方向に並べるのが縦組み、横方向に並べるのが横組みです。本は縦組みなら右開き、横組みなら左開きが基本です。自分史に載せる年表や英数字、写真説明も含め、読みやすい向きを決めます。 自分史は縦書きか横書きか
- テキストデータてきすとでえた
- 文字情報として編集できる文章のデータです。本づくりでは、紙面の配置をこれから整える原稿として渡す場合があります。写真の元データや、入れる位置の指示も用意し、受付できるファイル形式を確認します。 自分史の原稿の作り方 自分史は縦書きか横書きか
- 扉とびら
- 書名や章名を示し、本や章の始まりを伝えるページです。本全体の扉と、各章の扉があります。自分史では時期の移り変わりを区切る役目も持ちます。本文がない扉も、本全体のページ数に含めて考えます。 自分史の構成と目次の決め方 自分史は縦書きか横書きか
な
- 並製本なみせいほん
- 比較的柔らかな紙などを表紙に使う製本方法で、ソフトカバーとも呼びます。カバーを別に巻く作り方もあります。家族や知人に配る自分史では、持ちやすさや郵送時の扱いも考えて選びます。 自分史は縦書きか横書きか 自分史の出版費用
- 年表・年譜ねんぴょうねんぷ
- 年表は出来事を年代順に並べた表です。年譜は主に人物の経歴や活動を年ごとに整理した記録で、自分史の年表と重なる部分があります。自分の出来事と社会の出来事を分け、出典や確認待ちの印も残すと執筆に役立ちます。 自分史年表の作り方
- ノンブルのんぶる
- ページに付ける番号のことです。目次から本文を探したり、修正する位置を担当者へ伝えたりするときに使います。扉など番号を印刷しないページもあるため、見えている番号と総ページ数は区別して確認します。 自分史は縦書きか横書きか 自分史ができるまでの流れと期間
は
- 箔押しはくおし
- 型を使って箔を転写し、文字や図柄を表す加工です。布張りの表紙に書名を入れるなど、装丁のアクセントになります。細い文字や複雑な図柄の再現、使える箔や素材は、制作前に確認します。 自分史の表紙・装丁・帯の決め方
- 判型はんけい
- 本の仕上がりの大きさを表す言葉です。厚さやページ数とは別に指定します。手に持って読むか、机で写真や年表を見るかを考え、文字の大きさと余白を確保できる判型を選ぶと、読みやすさを検討できます。 自分史は縦書きか横書きか
- 半生記はんせいき
- 人生の途中までの歩みをまとめた記録です。生涯の半分を正確に区切る意味ではなく、進路や仕事などの節目までを扱うこともあります。区切った時点と、そこまでを本にする理由をまえがきに添えると明確です。 自分史のさまざまな形 自分史の構成と目次の決め方
- 版面はんづら
- 紙面の中で本文や図版を配置する基本の範囲です。その外側に余白を取ります。同じ判型でも版面の広さで入る文字数が変わるため、自分史のページ数を考える際は文字サイズと一緒に確認します。 自分史は縦書きか横書きか
ま
- まえがき・序文まえがきじょぶん
- 本文の前に置く、執筆の目的や背景などを伝える文章です。自分史では、誰に向けて、どの時期の何を残す本かを示します。序文をほかの人に寄せてもらう場合は、本文との関係と書いた人の名前を明らかにします。 自分史のまえがき・書き出し・あとがきの書き方
- 見返しみかえし
- 表紙の内側と本文の間などに置く紙です。本の構造によって、表紙と本文をつなぐ役割や、開いたときの印象を整える役割があります。上製本などを選ぶ際は、見本で位置や紙の色を確かめます。 自分史の表紙・装丁・帯の決め方 自分史は縦書きか横書きか
- 目次もくじ
- 章や節の見出しと、その掲載ページなどをまとめた案内です。書き始めには構成を考える仮の目次を作り、完成時には本文の見出しと照合します。家族が気になる時期の話を探しやすい題名にすると役立ちます。 自分史の構成と目次の決め方
ら
- ルビるび
- 漢字などのそばに添える小さな読み仮名です。自分史では、初めて出る人名や昔の地名などに付けると読者の助けになります。本人や資料で読みを確認し、同じ言葉に繰り返し付けるかも決めておきます。 自分史の読みやすい文章の書き方 自分史は縦書きか横書きか
一致する用語がありません。